屋根塗装の必要性や塗り替えの効果について

屋根塗装 公開日:2022/03/07

屋根塗装

建物の屋根に施された塗装は年月の経過と共に劣化しますが、見栄えが悪くなるだけではなくさまざまなトラブルの原因にもなります。居住性を保つためにも塗り替えの必要性を理解することが重要といえるでしょう。

この記事では屋根の塗装が傷むことで生じるトラブルの詳細や塗り替えで得られる効果、最適なタイミングについてお伝えします。

屋根塗装が必要な理由

建物全体を保護する

屋根塗装を行う理由は、単に綺麗な見た目を保つだけではなく、建物全体を保護するためです。塗装面が雨水や日光による刺激を緩和し、建材の傷みを防いでいるのです。

一般的な一戸建て住宅の場合、金属板やセメント瓦などが屋根材として使われていますが、塗装を施さないまま使うと雨水や日光によってすぐに傷んでしまいます。

屋根材が傷むとその下にある柱や壁なども腐食が進み、建物が倒壊するおそれもあります。

屋根塗装は屋根材に限らず、建物全体を長持ちさせるのに不可欠と言えるでしょう。

居住性にも影響する

屋根塗装の必要性は建物の住み心地と大きく関係しています。塗装を施すことで屋根材全体に塗膜が形成されますが、この塗膜が遮熱や断熱の効果をもたらしているのです。

遮熱は文字通り熱を遮る効果であり、日光を反射させることで建物の室温が急激に上昇するのを防ぎます。

断熱は熱の移動を緩やかにする効果で、日光の熱が伝わりにくくなります。結果、室温への影響がわずかなものになり、居住性が保たれるのです。

屋根塗装の劣化を放置するリスクとは

建材が著しい劣化に見舞われる

屋根塗装が劣化するのは立地環境によって多少の違いはありますが、約7年から10年ほどとされています。塗装面の劣化は色落ちなど見栄えが悪い特徴がありますが、見た目以外のリスクが非常に大きいので無視できません。

塗装面の劣化を放置すると建物全体の耐久性が著しく低下します。これは塗膜が剥がれたことによって雨水が屋根材に沁み込み、徐々に劣化させるためです。

雨水以外にも日光に含まれている紫外線が屋根材を傷つけます。屋根材だけには留まらず、下にある建材にも傷みが広がり、遂には建物全体が大きく劣化してしまうのです。

莫大な修理費が発生する

建材の傷みは建物の耐久性を著しく低下させるので速やかに直さなければいけません。屋根材だけを交換するにしても莫大な費用が発生します。作業も手間がかかるため、屋根塗装の劣化を放置するのは金銭的にもリスクが大きいといえるでしょう。

塗り替えで生じるわずかな出費を惜しんだ結果、家計を圧迫する事態にもなりかねないので正しい判断が求められます。

屋根の塗り替えで得られる効果

建物の傷みを軽減できる

屋根塗装を塗り替えることで得られる効果として建物の傷みの軽減が挙げられます。

建物が傷む原因の多くは雨水による建材の腐食です。雨水は健在の内部に沁み込むので、腐食も内側から発生します。見た目で異常が明らかになった時は傷みが建物全体に広がっているケースが少なくありません。

塗膜がしっかりと形成されていれば雨水が沁み込むことはないので、屋根塗装の塗り替えは軽視できないといえるでしょう。

居住性維持の役割もある

塗り替えは建物の居住性を維持する役割もあります。塗装面が傷むと遮熱性が損なわれ、室温が急激に上昇します。塗膜が均一に形成されている状態なら日光が反射され、室温の上昇も穏やかになります。

古い建物は外気温に影響されやすいイメージがありますが、屋根塗装の傷みによる影響の大きさは無視できません。実際、室温が変化しやすい建物の多くは屋根塗装が傷んでいる傾向にあります。

塗膜の役割を正しく理解し、定期的に屋根の塗り替えを行うことで古い建物でも快適な住み心地を保つことができます。

屋根の塗り替えが必要なタイミング

色褪せは劣化の初期症状

屋根の塗り替えは約7年から10年ごとに行うのが最適なタイミングとされていますが、立地環境や塗料の品質などによって多少の違いがあります。塗り替えが必要なタイミングは建物ごとに異なりますので、傷みの程度を正しく判断することが大切です。

塗装面の色褪せは劣化の初期症状であり、この時点で塗り替えを行うのが正しい判断になります。色褪せは塗料の色素が流れている状態であり、これは塗膜が傷んでいる証です。このまま放置すると塗膜が完全に剥がれてしまい、屋根材に傷みが生じてしまいます。

サビやコケの発生は屋根材の腐食が考えられる

塗膜が剥がれると雨水が屋根材にしみ込み、さまざまなトラブルが発生します。

金属板ならサビが発生し、セメント瓦やスレートなどは雨水に混ざった土砂が詰まり、コケなどの植物が生えることがあります。こうなると屋根材だけではなく、その下にある建材にも腐食が生じている可能性は否定できません。

速やかに汚れを取り除き、塗り替えを行う必要があります。屋根材の反りやひび割れも雨水によるトラブルの一種なので、新品に交換したうえで塗り替えを行うことが大切です。

まとめ

屋根塗装には屋根材などの建材を雨水や日光の刺激から守る効果があります。塗膜が劣化すると建物全体の傷みにつながるため定期的な塗り替えは欠かせません。

今回お伝えしたように、塗膜が劣化することで建物自体にさまざまなリスクがありますので、屋根塗装の重要性や塗り替えのタイミングを理解し、適切に対処してもらえれば幸いです。