放置すると危険な外壁塗装の浮きとは?

外壁塗装 公開日:2023/10/27

 

塗装の「浮き」とは下地から外装の部分が浮き上がっている状態のことを浮きといい、水膨れのように膨れたり、気泡が入っているようにボコボコとした見た目になったりします。

外壁がボコボコになると見た目も悪くなりますがそれだけではなく、浮いた部分から塗膜が剥がれやすくってしまいます。浮きが起こってから放置し続けると劣化がひどくなってしまうので注意が必要です。

 

塗装の浮きが起こる原因として多いのはやはり劣化によることが挙げられます。外壁は雨や風、紫外線などの環境からの刺激によってを毎日ダメージを受け続けているため、経年により塗膜が劣化します。さらに塗膜が劣化することによって外部からの刺激を受けやすくなり、雨水が内部に入り込んだみ内部に湿気がこもることで塗膜の浮きが起こってしまいます。

塗装の工程に入る前にケレンなどや洗浄などの下地処理を行います。下地処理は外壁の汚れやカビを落としたり、サビを取り除いたりとさまざまな作業のことをいいますが、下地処理が甘いと汚れがのこってしまい塗料と壁の間に隙間ができ密着力が弱くなってしまい塗装の浮きの原因に。表面が滑らかであるほど塗料の密着が高まるため、浮きを防ぐには下地処理を丁寧に行う必要があります。

塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3段階に分かれていますが、下塗り材は中塗りや上塗りの密着度を高める役割があるため、浮きを防ぐためには下塗り材を適切な量使用して適切に塗装する必要があるのです。また、外壁材にはサイディングやモルタル、金属などさまざまな種類があります。外壁に使われている素材によって塗料の付き方が変わってくるため、素材に合わせて塗料を選ばなければなりません。

 

塗装の浮きを放置することで起こり得る問題をご紹介しましたが、そのままにしておいても劣化が進むだけでなおるということはありません。どんどん広がって家全体の劣化につながる可能性があるのですから、できるだけ早めの対策がおすすめ。

浮いたままになっている外壁は、塗膜が膨れているだけの状態なので、破れやすくなっています。ちょっとした刺激で破れ、雨水が入り込んでしまうことも。

少しの浮きや膨れから雨水が侵入すると、他の箇所の浮きにもつながる悪循環に。これらが続くと外壁の保護機能が低下してしまうため、浮きを見つけたらできるだけ早く補修するようにしましょう。

外壁が浮いてしまうと、見た目が悪くなってしまいます。外壁の表面に凹凸がある状態なので、どうしても目立ってしまいます。外壁は家の印象を決める「顔」とも言えるため、美観を維持する意味でも早めの補修をおすすめします。

↓メンテナンスの目安はこちらの記事で↓

外壁塗装の施工期間の目安

外壁塗装に関するご相談、お見積もりは
お気軽にご連絡ください。

0120-078-733 お問い合わせはこちら